久しぶりにお馬の話
今日3月5日はテンポイントの命日だそうだ。
(日付変わったので昨日ですな)
「中山の直線を流星が走りました!」
「見てくれこの脚、これが関西の期待テンポイントだ」
「それ行けテンポイント、鞭など要らぬ。」
杉本アナの名実況は、タイムリーに知らぬ私もよく知っている。
5歳暮れの有馬を制し、明け6歳の日経新春杯。
海外遠征を控え、日本で最後顔見せのレースで
左後脚を骨折し競走中止。
その時のハンデでは他馬より10kgも重い66.5kgだったそうだ。
信じられない…、現在ではありえないことだ。
普通なら予後不良(安楽死)となるような致命的な怪我だが
ファンや関係者の働きかけで、手術が執り行われることとなる。
まだ骨折の手術が行われていない当時
なんと33人の医師団により、手術は成功した。
その後、闘病もむなしく43日後の1978年3月5日朝
息をひきとることとなる。
それは安楽死ではなく、自然死であった。
その死は、新聞やテレビでも大きく取り上げられ、
栗東のトレセンで史上初の競走馬の告別式が行われた。
日本では馬の埋葬については、通常ならば火葬されるが、
テンポイントは特別な許可を得て土葬で葬られているそうだ
こんなに愛された馬もいないだろう。
ぜひ、生でテンポイントの走りを見たいと思った。
天国では、気の向くままにゆっくりと走ってください。
テンポイント。
昨日の「せなぽち」
おバカな顔で寝てました。
ちょっと鼻のびた?そうでもないか…
3 件のコメント:
テンポイントの誕生日だったんですね。
私がまだ競馬ファンになる前から、テンポイントの名前は知っていました。それだけ多くの人に愛された馬だったんですね。
闘病生活の間、テンポイントは痛みに耐えてじっと動かないでいて、獣医さんたちもみんな感心していたそうです。助けることはできなかったけれど、それでもあの43日間があってよかったと山田厩務員さんはおっしゃっていました。彼はいつまでも皆の心の中に生き続けるのでしょう。
ぽちお君、寝顔可愛いですね。
いつもコメントありがとうございます。
競走馬にとって怪我は宿命かも知れませんが
やはり無事に引退して、種牡馬になってほしかったなテンポイント。
私が競馬を見るようになってからも、ライスシャワーやサイレンススズカがターフを去りました。高速馬場の影響もあるのかと思いますが、ファンとしては複雑です。
そうですね。
みんな種牡馬になっていたらどんな仔がうまれていたのかなぁと思います。
特にサイレンススズカは(馬日記で書いているように)私にとって特別な馬なので、彼の産駒を見たかったです。
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